肉眼では見えにくい細かな部位を見やすくするために使用します。各種外科的治療や、精密な補綴治療にも使用することがあります。しっかりと目視により、治療を行うことができるため、精度が高まります。

笑気吸入鎮静法は歯科恐怖症の方など、歯科治療に強いストレスを感じ、診療に支障を来たす場合に用いる鎮静法です。使用するのは低濃度の笑気ガスで、これを口から吸入すると、5分程度でリラックスした状態になります。吸入後の回復も早いのが特徴です。小さなお子様でも適応が可能です。

X線を用いて、口腔部分の断面図を撮影し、コンピュータで立体的に解析する機器です。これで画像診断をすることで、パノラマレントゲンでは知り得なかった骨の厚みや血管、神経の位置などが把握できます。インプラント治療や親知らず抜歯の際に、リスクを回避した治療計画を立案するのに役立ちます。

レーザー光を使用して虫歯を検知する装置です。視診では虫歯を見つけ損なうことが考えられます。虫歯診断装置を使うことで機械的に虫歯を検出することが出来、診断の確実性が高まります。

高圧蒸気によって、器具の滅菌を行うものです。滅菌は細菌を完全に死滅させることを意味します。お一人おひとりの患者様の治療後には、治療に使った器具の消毒や滅菌を必ず行っています。そのため、患者様が治療を受ける際は毎回滅菌済みの器具を使用しています。

お子様の診療の際には天井吊り下げ式のテレビモニターにアニメなどの映像を流しています。治療が怖いお子様や緊張しているお子様が、リラックスして治療を受けられるように工夫しています。

歯や補綴物を削る際には、削りかすが粉塵となって、空気中に舞い散ります。そのままにしておくと、患者様やスタッフがそれを口や鼻から吸い込んでしまうおそれがあり、健康にはよくありません。そのためこの口腔外バキュームで粉塵が散るのを吸い込み、空気が汚れるのを防いでいます。

当院では歯科用レーザーとしてEr：YAG（エルビウムヤグ）レーザーを採用しています。歯石除去、軟組織の切開、感染物の除去などに使用することができます。他の器具を用いた場合よりも少ない痛みで治療が出来るという特徴があります。