麻酔後のお子さんへの注意事項
・約1~2時間、食事や熱いものは控えてください。
麻酔後は唇や頬部の間隔が鈍っているため、誤って唇や頬の内側を噛んでしまう場合があります。熱い飲み物を飲んだ際に気づかずに火傷をしてしまう恐れがあります。大人の方でさえ気を付けていても唇や頬を噛んでしまうことが多いため、お子さんには特に注意が必要です。
・麻酔した部位を手で触らないようにしましょう。
特にお子さんの場合は、麻酔した部位の感覚がないことが気になり麻酔部位を直接指で触ってしまう場合があります。指で触ることにより治療部位に雑菌が入り腫れてしまう恐れや、爪などで引掻いてしまい傷をつけてしまう恐れもあります。また頬の感覚もないため、頬を噛んで遊んでしまい白く腫れてしまうケースも多数見られます。
・麻酔が切れ始めるとかゆみや違和感が出ることがあります。
治療した歯や周りの歯ぐきを触ったり、口の周りをひっかいてしまうことにより、傷をつけてしまうことがありますのでご注意ください。
もし、口腔内に傷ができたり白く腫れてしまったら...
お子さんの様子を注意深く見守っていても、どうしても頬を噛んでしまったりして傷ができてしまう場合もあります。その場合は何もしなくても一週間ほどで傷は治ってきますが、再度ご受診いただけるようであれば消毒の綿球やうがい薬を処方することができます。口腔内を清潔に保つことで傷の治りを助けることができます。
2019年9月25日 (水)
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