フロスと歯間ブラシを使いましょう!
お口の中にはハブラシだけではどうしても磨けない場所があります。
それは歯と歯の間の部分です。
その部分をきれいにするためにはフロスや歯間ブラシを使用することが必要です。
「歯磨きは1日3回やっています!」という方はいらっしゃいますが、「毎日フロスを通しています!」という方はまだまだ少数派です。
どんなに頑張って歯磨きをしても、歯磨きだけでお口の中を清潔に保つことは難しいです。
歯と歯の間の部分に日常的にプラークが溜まっていると、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。
定期的に歯科医院に通っていても、日常的な患者さん自身で行うセルフケアが十分でないとお口の健康を守ることができないのです。
ハブラシの通らない歯と歯の間をどのようにケアするかというと、歯の根元の周りに沿うようにフロスや歯間ブラシをあてて磨く必要があります。
フロスで清掃する際は、歯と歯の間にフロスを通し、根元部分まで通したら歯肉の溝に優しく入れ込んで歯の根元から先端まで歯の表面を磨くように動かしてください。
歯間ブラシを使用する際は、歯と歯の間に挿し込んだ後、歯の根元周りにブラシの毛先が当たるように動かし、両サイドを磨いてください。
フロスや歯間ブラシを通す際の注意点があります。
それは無理やり通さないことです。
なかなか通らなくて無理やり入れたり、力を入れすぎてしまうと歯肉を傷つけてしまいます。
被せ物や詰め物が入っている歯と歯の間の清掃には、フロス付きのワックスを使用すると通りやすくなります。
どうしても通しにくい場合や、フロスや歯間ブラシがうまく使用できない場合は、担当の歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。
一緒にあなたに合った清掃の道具や方法を見つけましょう。
毎晩フロスを通す習慣をつけると、翌朝目覚めたときのお口の中の違いに気づくはずです。
毎日のセルフケアはハブラシとフロスのセットで行いましょう。
2020年9月1日 (火)
カテゴリー : 未分類