歯磨きで感染症対策!
なかなか収束しない新型コロナウィルスですが、様々なウィルスから身を守るためにはお口のケアもとても大切です。
みなさん感染症対策としてうがい、手洗い、マスクの着用などに気を付けていらっしゃると思いますが、お口のケアをして歯周病を予防することも感染症対策につながります。
100年前のスペイン風邪の流行の際の調査結果では、歯周病になっていた人と歯周病になっていない人のスペイン風邪の罹患率は、歯周病になっていない人の方が罹患率が大幅に低かったのです。
口に入ったウィルスはノドの粘膜細胞から侵入し体内でウィルスを増殖させていきます。
通常は粘膜細胞を覆う豊富な粘液がウィルスの侵入を防いでくれるのですが、歯周病菌はその粘液による防御作用を弱めることがあります。
歯周病菌の出す毒素は粘液の層を溶かして壊してしまうのです。
粘液による防御作用が弱まることにより、ウィルスが侵入しやすい状態となってしまいます。
歯周病を防ぐためにはお口のお手入れが非常に重要です。
日々の歯磨きやフロスなどのセルフケアを徹底しましょう。
セルフケアに自信がなかったり、どのようにしたらよいのかがわからずお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。
歯周病専門医と専門医から指導をうけた歯科衛生士が、セルフケアのアドバイスや処置ををさせていただきます。
2020年7月11日 (土)
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